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「今日はオイラの考えたオリジナルゲームをしようぜ。その名も、“お返事ゲーム”！」
「なんだそのいかにも幼稚臭そうな名前は」
「このゲームは五本の指を使うんだ。親指、人差し指、中指、薬指、小指にそれぞれ動物の名前をつける。例えば親指には犬、人差し指には猫って具合にな」
「ますます幼稚になってきたぞ」
「んでオイラが『出席をとりまーす』って言ったあと、『犬さーん』って呼ぶから、おっちゃんは『ワンワン』って鳴きながら親指を立てるんだ。猫さんだったら人差し指を立てて『ニャーニャー』鳴くんだぞ。交互に出席を取って、先に立てる指を間違えた奴が負け。どうだ、面白そうだろ？」
「……本当に、そのゲームを俺にやらせる気か？ この、50を過ぎた中年によ」
「それ言ったらオイラも500年くらい生きてるし。ゲームやるのに歳は関係ねぇよ」
「ったく、リハビリじゃあるめぇし……」
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