第2話 不思議な親友その名は霊ちゃん!

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「・・・」 (霊ちゃん) 「霊ちゃんしっかりしてー!」    霊ちゃんの所にたどり着いた私は顔を覗き込むように片手で背中を揺すりながら必死に呼んだ。 「おはよう・・・恵ちゃん。」   体は動かさず、まったりした表情を私に向けながら私に無事をしらせてくれた。 恵「体が動かせてないけど・・・大丈夫?」 霊「なんだか眠くなってってきて動きたくないのよ。」 恵「死んじゃうから、ていうかこのままじゃ遅刻しちゃうよ。ほら行こ。」   ガチで寝ようとする霊ちゃんにデスの二文字が頭にうかんた私はすぐに手をさしのべ、しょうがないみたいな顔をしながら握り返してくれた霊ちゃんをゆっくりと立ち上がらせた。  ふらつきながら立つ霊ちゃんに危機感を感じた私は霊ちゃん誘導するため左手を握り道路の右側を歩かせた。        
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