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「興奮しないよ。って言うか、凪が20歳になるまでHしないつもりだから」
「なんで?!付き合ってるんだろ?」
「付き合ってるよ。でも未成年に手を出すって言うのは…ちょっとって思ってさ。まぁ、俺の勝手な考えかもしれないけど」
「今時?!公認で付き合ってるんだろ!?したくないの?」
「したくないわけない!!大好きだから大事にしたいんだよ!凪の事。この前もうっかり抱きしめそうになって 慌てた」
「なんなんだよ!その我慢大会は。」
「…。」
「とにかく、この事を彼女によく話した方がいい。大事な事だよ。Hは、2人でするもんだ。お前1人で決めちゃってどうするんだよ。」
「でも こんな事、なんて言ったらいいのか…この前まで生徒だったのに」
「バカ!この前まで生徒だった人を彼女にしたんだろ?今はいろんな情報があるから、変な方に勘違いして、凪ちゃんが傷つく事になるかもよ。」
「とにかく彼女とHについて、話せ。お前と凪ちゃんのHについて!」
「んー、まぁ考えておく」
「でも よくこんな歳が離れた男と付き合う事にしたよな。凪ちゃん。お前にも言える事だけど。もし同じぐらいの歳の男が、凪ちゃんの近くに現れたら …とか考えちゃわない?若いって、それだけでパワーがあるからさっ。」
「いいんだよ!俺の事は。そういえば、お前の方はどうなんだよ?1年前には結婚秒読みって言ってなかった?えーっとフランス人の彼女」
「んーっと、彼女とは別れた。俺、一つ所にいない、世界中あちこち行ってるから なかなか難しいんだな。家庭を持つのは…でも、新しいアメリカ人の子とは とりあえず上手くいってる」
「…。」
「じゃあ、まぁ上手くやんなよ!いつか凪ちゃんにも会わせてくれ!」
「うん、また今度、ゆっくり飲もう」
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