第7章優しく口付けて

17/41
前へ
/341ページ
次へ
膝の裏を押し上げて内腿にキスを繰り返す。 「や…だ…」 誰にも触れられた事のない秘部に そっと感じる唇の感触。 そんなとこに 口づけるなんてっ!! 驚いて身を捩るけど、しっかりと押さえ込まれた足は、閉じる事も出来ず。全く身体を動かせない。 唇がゆっくりと花芯を撫でて 優しく啄まれると声を抑える事なんてもう出来なくて、絶え間なく漏れる嬌声が余計に私を煽る。 「はぁっ…あっ…んっ…んっ…んあっ…」 敏感になった花芯を 口に含むと ざらついた舌に撫でられて 転がされて…。 「ひ…あっ…こ…すけさ…あぁっ…」 何か、得体の知れないものが自分の中に渦巻いている感覚…恐怖…?快感…? これが波なの? ゆっくりと撫で回す様に捏ねられて、舌先が弾くと 花芯から脳までしびれるような感覚が上がってくる。 「あぁっ…んっ…来ちゃ…う…はぁっ…やっ…あっ…」 「…凪? 波 来そう?」 夢中でシーツを引っ掻いた手を掴まれた。 「んっ…う…あっ…あぁっ…怖い…」 来るっ!! 「大丈夫だよ。我慢しないで。波にのまれて平気だから。」 花芯をチュッと吸われた瞬間に頭の中で泡が弾けた。 「あぁっ…あっ…んんっ…」 ビクビクと小さく痙攣する身体は まるで自分のモノではないようで、泡が弾けた頭の中はさーっと波がひくみたいで…。 走ったわけでもないのに、整わない息に自分でも戸惑う。
/341ページ

最初のコメントを投稿しよう!

121人が本棚に入れています
本棚に追加