第7章優しく口付けて

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? どこ? 「…先生?」 小さい声で呼んでみると 襖が開く音がして先生が入ってきた。 「どした?」 「…先生がいないから。」 「ごめん。」 先生は そういうと 座って私を布団ごと抱き起こした。 「喉が渇いたでしょう。」 そういえば 喉がカラカラ。 先生が渡してくれたペットボトルの水を飲むと いくらでも飲めるんじゃないかっていうぐらいゴクゴク。 喉を通っていく水の冷たさが気持ちいい。 ペットボトルを置くと 待っていたみたいに コロンと押し倒される。 今、お腹がチャプンって言ったかも。 「大丈夫?」 「ん。」 顔の横に手をついて私を見下ろす先生の顔は、いつもと ちょっと違う。 先生は、チュッ軽いキスをすると額にかかった髪を耳にかけた。 キスは首筋に降り、手が膝を撫でてから内腿もゆっくりと上がってきて。 「少し足開いて」 ほんの少し足を開くと膝裏を押し上げられて 足を大きく開かされる。
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