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「いい?」
「ん。」
じっと見つめられて 問われるのが恥ずかしくて小さく答えた。
何が『いい』のか は呑気な私でも流石にわかる。
そっと襞をかき分けて 指が入ってくる感覚に足を閉じそうになって、ぐっと押さえられた。
「…あっ…んっ…」
ゆっくりと中を探るようにかき混ぜられ、押し広げられて、時折手のひらが花芯を擦る。
「…んっ…んんっ…はぁっ…」
蜜泉から抜かれた指が、その蜜を花芯に塗り込めるみたいに捏ねて その刺激がまた私の熱にエネルギーを供給してる。
先生が蜜泉の指を 動かす度に 小さな水音がたって恥ずかしくて 顔を横に向けた。
「凪…愛してるよ…」
「…っあ…わ…私もっ…大好…はぁっ…大好き。功輔さ…あっ…はぁっ…」
指が抜かれて かわりに入ってきた先生の熱は 指とは比べ物にならないほどの質感で、先生がぐっと腰を押し付けると ぎりぎりと私の肉を切り裂くような痛みで。
こんなに痛いなんて知らない!
こんな…鋭い痛みだなんて…。
痛みを堪えて 歯を食いしばる。
でも…もう…無理…。
無理っ!!!
「いっ…痛い…!」
もう限界で、思わず声を出ちゃった。
「ご、ゴメン! 大丈夫? ゴメンね。」
先生が慌てて腰を引き、身体を離した。
先生の熱が抜かれて、痛みはなくなったけど…。
喪失感…? そんなようなモノで 寂しくて 足りなくて。
もう…しないのかな…。
なんで我慢出来なかったかなー私。
もう…してくれないの…かな。
目の奥がツンとして。
「やだ!!」
夢中で先生に抱きついた。
考えるより先に動いてた。
「凪? どうした?」
急に抱きついた私を ビックリしながらも抱きしめてくれるのが、次の言葉を引き出した。
「…さ…最後まで、したい…」
言葉にすると 流石に恥ずかしくて声が震える。
「無理しなくていいんだよ。身体辛くなっちゃったよね。今日、最後までしなくても また幾らでもチャンスあるんだよ」
「やっ!! 今日がいい! 今 最後までしたいです!」
「…。」
「私…大丈夫だから! 今日…して欲しいです。先生の全部が知りたい…私のも知って欲しい…だからっ!」
涙がポロポロでて、止まんない。
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