終末の時を待つ僕ら

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「じゃあ、明日俺とシオンで汲みに行く。ついでに魚でも釣ってくるよ」 「お願いしていい?」 「もちろん。今日仕掛けた罠にも、何か獲物が掛かっていると良いんだけど」  そんな話をしながら、僕らは真っ暗な中で昼食を食べる。  時刻は、午後十二時三十分。既に日が沈んでから一時間ほどが経過していた。
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