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白い人
私の名前は白井透子と申します。よろしければ私のお話しを聞いてください。
初めて働いた会社がどうしても合わなくて、退職してすぐに似たような会社に就職しました。元々持っていた資格も生かせますし、新たな資格を取得する時は上司や周りの人に聞いて勉強させていただき、見事に合格致しました。
そのおかげで上司に認められ、見事にリーダーに抜擢されました。ですがそれに驕ることなくコツコツと日々頑張りました。
ある日、同時期に入社した、黒沢さんという方に作業をお願いしました。彼女は発想力と手先の器用さがずば抜けている方です。彼女の才能に憧れている部分もありました。
ですが、どうやら私は彼女にあまりよく思われていないらしく、今日中にと言いましたが、聞いていないのかなかなか作業を進めてくれません。誰でも出来る事をやり、彼女に適任な事をやってくれませんでした。
上司に指示され、彼女だったらどうやるかを考えて代わりに私が作業を進めました。結果、とても上司に褒められましたが、黒沢さんとの関係はますます悪くなったように感じます。
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