幼なじみ
3/3
読書設定
目次
前へ
/
3ページ
次へ
12月2日、海ちゃんのコンクールが終わり、それから、さっぱり海ちゃんはぼくの前に現れなくなった。一週間が経ち、1ヶ月が経ち、半年が経ち、ぼくと目を合わせるのは、たまに来るピアノの調律の人くらいだった。あの二人はどうしてるんだろうか。もうあの二人の笑顔を見ることは出来ないんだろうか。海ちゃんの家に来て4年目の夏が来る。ぼくは、それでも、海ちゃんとあの幼なじみを待つ。とびっきりの素敵な音色を準備して。
/
3ページ
最初のコメントを投稿しよう!
0人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
24(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!