いつかまた

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 寝腐れてやり過ごす毎日。  誰か自分を見てくれと思うだけの毎日。  何もせず何も生まず流れていく日々。  誰かを妬んで羨んだ日々。  掴もうと思えばいくらでも機会はあった。  自信が無くて怖くて逃げたのは自分だった。  人のせいにすると楽になると知った。  今はそのツケに追い回されている。  どうにかしようと足掻いた毎日を取り戻せ。  何か出来ると無鉄砲だった日々を取り戻せ。  少しの光も取り零すな。  前を向く自分を思い出せ。  傷なんてまだ浅い、闇なんて深くない。  這いずり回ってでもそこから出ろ。  その内誰かが現れる。  体温を持った誰かがお前を包む。  真っ赤になった手は温め直せ。  日の当たる場所は必ずある。  
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