第二章 縁

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蛍とあの日あの駅で会えたのは、きっと何かの縁だったんだと今でも思う。 素敵なクリスマス・イヴを過ごした翌日。 サンタクロースからのプレゼントじゃないかと思うくらいの奇跡に感じた。 蛍は、偶然だって思ったかもしれないけれど、 私は、 運命なのかもって、胸が高鳴ったの。 全速力で走った後だったからじゃないよ。 あなたにドキドキしたの。
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