第四十五章 運命

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物事にはタイミングがあることは、重々わかっている。 だけど、僅か1日のズレが、もう戻れない後悔を感じさせる。 ここまでタイミングが悪いと、きっとこれは運命なんだと受け止めざるおえない。 ここが、引き際だ。 気持ちをぐっと圧し殺した。 「しっかり食えよ」 すすめられたパスタを食べた。 味がしなかった。
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