プロローグ

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アメリアの一部の街は莫大な被害を受け すぐに報復のために同盟を解除すると宣戦布告を宣言した 日の国の首相や外務省の必死の説得も好をなさず 日の国な業火につつまれ そしてこれを機に隣国の辛国や中の国やロリアも続々兵を送り ほぼ無抵抗のまま 日の国は白旗をあげた 戦後アメリアは日の国から法外の買収金と科学技術 資源を根こそぎ奪い 日の国は細分化され統治を辛国や中の国やロリアに放り投げられ それから五年の月日が流れた 各国の統治は地獄そのもので 男はほぼ彼らの暴力の捌け口のように扱われ 女は慰みものとして生きていくしか無かった 街は戦後のまま ボロボロで荒れ果てた土地が広がり 太陽は工場の黒煙で消され 真っ暗な大地が広がっていた
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