『死の刻』

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    死神がやってくる・・・   前から後ろから。   汚れている私。 今まで裏切って 嘘をついて生きてきた   おかげで過去も未来も真っ黒で 生きる意味さえ見失ってしまった。   「こんな、他人様に迷惑をかけるような自分なんていなけりゃいい。」そればかり思う。   そう思えば思うほど 死神は近づいてきて、 「潔く死ぬがいい」と煽る   「死にたい・・・」 「死にたくない」   心の答えは両方とも。 考えている間に 徐々に徐々に、死が 死の時がやってくる・・・  
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