第1章『待つ』

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 店の扉を閉めた彼女は大きく伸びをした。 「感情の抑制が難しい精神疾患持ちなんて、優良物件だったな。これでしばらく私は、また自由に殺し放題って訳だ」  その後、彼女がカフェにやってくることは二度となかった。
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