口減らしの捨て子

4/18
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/19ページ
―修道女たちの会話― どうすればよいのでしょうか。 あの子、二日前も自分を傷付けたんです。 このままでは修道女である私たちまで殺されるかもしれません。 あの子は悪魔です。 若い修道女は怯えていた。 だが、年上の修道女は違った。 私たちは修道女、神に仕える身、あの子は神からの贈り物です。 あの子が独り残されたのは、きっと意味があるのでしょう。 あの子は私たちの子です。 私たちが育てなければいけないのです。 若い修道女は、もう何も言わなかった。
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!