怖い夢を見た彼女を慰める年上彼氏

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はーはーはー、ただいま?ごめんごめん!すっかり遅くなっちゃった? そか、夕飯作って待っててくれたのに寝ちゃってたか。 こんなとこじゃ風邪引くぞ。チュッ。 え?なんで泣いてるんだ?大丈夫か? 夢の内容は… 起きたら家の中は真っ暗闇で家の中に誰もいない。家の外に飛び出しても誰もいない。手に持ってたスマホで電話をかけようとしてもかからない。 そっかぁ。それはつらかったな。淋しかったな。よしよし大丈夫。俺の体温感じるだろ?一人ぼっちなんかじゃないよ。俺はお前を一人になんかしない!ずっとお前のそばにいるから! さっきよりは気持ちが落ち着いてきたかな。息切れも治まって来たし、顔色も良くなったみたいだね。 お前が好きなココア作ってあげるからちょっと待ってて。 はい!俺特製愛情たっぷりココア! 今日はごめんな。せっかく俺の好きなオムライス作ってくれたのに、すっかり待たせちゃって。待たせなきゃ怖い夢見なくて済んだのに本当にごめん。 実はさ、お前に渡したい物があって、それ選んでたら遅くなっちゃったんだ。 えっと、あった! 俺はお前の事を一生離さない。どんなにツライ事があってもお前を全力で守る!お前の笑顔も泣き顔もぜーんぶ愛してる!結婚して欲しい! えっと、お前を泣かせるつもりは無かったんだけど…この指輪受け取ってくれる? いいの?本当?良かったぁ? はぁ?ホッとしたらお腹すいちゃった!遅くなっちゃったけどご飯食べよっか!
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