ホームのベンチで

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4時を過ぎた頃、ようやく彼は立ち上がる。 電車に乗るわけではない、朝上がってきたホームの階段を下りていく。 彼が待っていたのは学校が終わる時間。 ただそれだけだった。 彼の何もない日常の1ページである。
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