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駿一のものをしゃぶりつくす勢いで、腰が求めるようにうねる。
内から漏れる粘液質の濡れた音が外にまで溢れ出し、密着した体の間を浸す。
悠が背を逸らせ大きくのけぞった。
一際深く駿一がその体の最奥を貫き、そのおびただしい量の精を体内に吐き出した。
「あ、あ、あぁ」
やがて、全身から力を抜いてくずおれる悠。
眼を閉じ荒い呼吸を吐き出す様は、一見苦しみから出るものに見えない事もないが、その表情は陶酔している。
駿一はもつれるように悠に覆いかぶさり、全身の肌を合わせた。
駿一の激しい心音が、薄い肌を通して伝わってくる。髪が、首筋に柔らかく触れる。
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