厚情な僕

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コツン、コツン。 僕は今日も彼女の前を歩く。 心配性な彼女は歩くときいつも僕の手を握る。 そして、いつも僕に先頭を歩かせる。 散歩にも、買い物にも、バスに乗る時も。 先頭を歩く度、僕は彼女に頼られてる気がして少し嬉しい。
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