四章:私を忘れないで
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「帰るまで私からは大田君に連絡は取りませんから大丈夫ですよ。何か大きな事があった時に連絡してもらえれば大丈夫ですから」 僕は何も返せなかった。そして三人はそれぞれ帰って行った。 残暑の終わりが見え始めた時の出来事だった。
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