僕は、この物語の題名を知らない

あじさい

日曜日。今日も晴れてよかった！

今日はねえ、薄い深緑のガウチョパンツに白いタンクトップに、レースの羽織ものをかけて、髪は編み込み入れて、春～夏って感じにしました！
あのお二人は、どんな可愛い格好をしてくるかな？
涼子先輩はスタイル良いからなに着ても似合うし、るなちゃんはやっぱり可愛い感じかな。
なんて考えながら、駅の車待ちのエリアで待っていると、駅の方から聞きなれた声が聞こえて来た。
「お待たせ～！」
可愛い！走ってくる所からもう可愛い！るなちゃんが来た。
薄ピンク色のオーバーオールのショートパンツにチェック柄の半袖を着こなして、ふわりとした帽子をかぶってる。
「可愛い！可愛いよ！るなちゃん！おはよう！」
ピンク色のオーバーオールなんて珍しいね！冒険してみたの！ゆかちゃんだってタンクトップに編み込みして……なんて話していると……。
「おお、揃ってるね。可愛子ちゃんたち！」
その声は涼子先輩！？ハウー！
肩が出ている。キレイな肩が。オフショルダーのチェニックにレースのカーテンの様にふわりと柔らかなスカンツ、フチの広い大人びた帽子。
「可愛くて、大人過ぎです！結婚したいです！」
私も、るなちゃんも目がハートに。

こうして、女三人で車に乗り込み現地へ向かった。

あ、今日はちなみに現地集合。女子は女子で集まり、男共は男共で集まってるよ！