無限の空白
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それから、ひっそりと時間だけがただ流れていった。無意味な時間。平坦で、起伏の全くない時間。焦りの一つでも、感じるべきなのかもしれない。いや、無限に等しい時間がある者にとっては、些細なことなのだろうか。 そう考えたとき、妙に胸がざわつくのを感じた。そして続いて、全身の毛が逆立つ感覚があった。何度も考えて、何度も導き出した答えに対しての悪寒だった。
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