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「……ひぃあああっ!!」
排泄感に似た何ともいえない快楽に翻弄されて、マツバは喉を仰け反らせて喘ぐ。
そうして入り口ギリギリまで引き抜かれたずいきは、再びマツバの腹の奥めがけて深く挿し込まれた。
抜き挿しされるたび、ずいきの纏う粘液がマツバの後孔でグチュグチュと濡れた音をたてる。
暫くすると、粘膜がじんじんとしてきて次第に熱を孕み、とてつもない痒みを伴いはじめた。
「はあ、あぁああ…………旦那様……っ中が……中が……あつ………いっ」
火を噴いているかのような媚肉の熱さに、マツバの額から汗が吹き出す。
「ん?中がどうした?もっと擦ってほしいって?」
西園寺は意地の悪い笑みを浮かべると、そのずいきでじゅくじゅくと疼く媚肉を擦りはじめた。
「だめ、……だめ…っ……はぁあんんっんぅっ」
ずいきが疼く粘膜を滑るたびに、こらえきれない刺激と痒みがマツバを苦しませる。
「だめじゃないだろう?見てごらん、マツバのここはうまそうに咥えているじゃないか」
促されて見下ろすと、開いた股間から白いずいきが出入りする卑猥な様が飛び込んできた。
紅い襞を捲りながらぬぽぬぽと行き来するずいきの刺激に触発されて、勃起した性器の先端からは、悦びの涙のような白濁がひっきり無しに溢れている。
自分の酷い痴態を思い知らされてマツバの顔は真っ赤に染まった。
「この涎を垂らしているここも、たまらなくしてあげようか」
西園寺はそう言うと、枕元にある物入れから再びずいきを取り出した。
今度のものは編み目が荒くキャップ状になっていて、陰茎に被せて使うタイプのものだ。
そのキャップ状のずいきがマツバの濡れた性器に被せられる。
「………あっ……はあっ……うそ…っ、うそ……」
大きく見開かれたマツバの瞳に、含み笑いを浮かべた西園寺の表情が映る。
後孔には極太のずいきを、性器にはキャップ状のずいきが被せられて、マツバはこれから訪れる想像を絶するほどの快楽を前にガタガタと震えはじめた。
怯えるマツバの顔を西園寺の指先が優しく撫でていく。
「俺をもっと愉しませてくれるね?マツバ」
その仕草と眼差しはとろけるほど甘いのに、言葉には一切の容赦がない。
「………はい、旦那様…」
従順に返事をすると、西園寺が男くさい笑みを浮かべた。
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