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下着をずらそうとするが手を使えないためうまくいかない。
もどかしく思ったのか、西園寺が自ら下着をずり下ろし、ウエストから勢いよく飛び出した陰茎がマツバの頬を打った。
目の前でテラテラと光る陰茎は、彼の甘い顔にそぐわないほど長大で赤黒く凶器のようだ。
それに貫かれる悦びを知っているマツバは、口の中にしとどに唾がたまっていくのを感じた。
ごくりと唾を飲み、張り出した傘の部分にちゅうと吸い付くと硬く反る陰茎がピクリと跳ねる。
そのまま皮を食むように口づけながら根元まで唇を落としていく。
今度は舌を伸ばし、先走りで濡れる先端までをべろりと舐め上げると張り出した亀頭を頬張った。
「お尻だけじゃなくて口でもうまそうに咥えるね、マツバは」
マツバの顔に貼りついた髪を掻き上げて西園寺がクツクツと笑う。
「…っん……旦那様の………おいしいです」
口いっぱいに頬張り、舐めしゃぶりながらマツバは恍惚と答える。
それは本来、教え込まれた男を悦ばせる台詞だったが、西園寺の前では心からの本心だった。
口の中に含んだ性器がぐぐっと質量を増す。
「全く、かわいいったらないな」
突然口から昂りを引き離されると、敷き布の上にうつ伏せにされた。
腰を高く掲げられ、西園寺の目の前に痴態が晒される。
ずいきを咥えたままの後孔が期待と羞恥で激しく収縮した。
「もっといじめてやろうと思ったんだけどね、マツバがかわいい事を言うからご褒美をあげるよ」
ようやく与えられる刺激に腰骨の奥が熱くなってくる。
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