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「先生のパジャマはないから、俺のを半分貸してあげるよ」
「半分、って」
成瀬は蓮のパジャマの下半分だけ、穿くことになった。
「上半身は、裸か!?」
「別にいいじゃん。セクシーだよ」
少し窮屈なパジャマを下だけ穿いて、成瀬は蓮の隣に横になった。
「ね、腕枕してよ」
「私はお前の情夫じゃないぞ」
「なってもいいよ」
冗談言うな、と笑いながら、成瀬は腕を伸ばした。
甘く縋るように身を寄せてくる、蓮。
猫が喉を鳴らすようだ。
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