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「真下、俺は雇用主として佐倉さんを守る
義務があるんだから、あんまり佐倉さんを
困らせると何らかの対応をせざるを得なく
なるぞ?」
修ちゃんの言葉に、真下さんはうなだれてしまった。
その後は、当たり障りのない会話をしながら、食事を終えた。
・:*:・:・:・:*:・
午後、私は、総務で携帯会社との契約を確認して、スマホを購入に向かった。
手続きを終えて、会社に戻ると、午前中の議事録の仕上げに取り掛かるが、途中、来客があり、接遇する。
お客様が社長と話している間は、自席に控えて議事録を、仕上げる。
18時。
「のどか、今日はもう家でできる仕事だけ
だから、帰るよ。」
修ちゃんが言った。
「社長、『佐倉』です。
何度も間違えないでください。」
「いいじゃん。この部屋では『のどか』で。
これは、社長命令。」
「もう! そんな社長命令は、無効です。」
「とにかく、のどか、帰るぞ。」
修ちゃんがそう言うので、私は、帰り支度をした。
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