会食の果てに

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そんな事を考えていると、修ちゃんの腕が伸びてきて、抱きしめられた。 「え!? ちょっ!? 修ちゃん!?」 私が驚いて声を掛けると、 「のどか、好きだよ。」 と囁かれた。 え? 今、好きって言った? 頭の中でパニックを起こした私は、もう一度確認したいのに、修ちゃんからは、スースーと気持ち良さそうな寝息が聞こえてきた。 ふぅ……… ま、修ちゃんの『好き』は、きっと、『妹を好き』と同じ『好き』でしょう。 私はこっそりベッドから抜け出そうと試みるが、修ちゃんにしっかり抱きしめられていて、抜け出せなかった。 はぁ……… しょうがない。 明日も仕事だし、このまま寝ちゃおう。 私は腹を括って、そのまま寝る事にした。
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