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「って事は、俺も人造人間の可能性が!?」
「あっはは!無い無い!そんな実験してたのアタシくらいだし、グレイ以降実験が禁止されたからね。そもそも両親いるんでしょ?」
「正確には『いた』ですけどね。」
「そりゃ失礼。まぁ、作られた人間なら普通に生活してる訳ないし、今まで魔術に関わって無い筈も無いから。突然変異だとでも思いな。」
突然変異ってなんかいいイメージ持てないんだが。
「それより先生、高杉君の手治してあげてもらえますか?」
「たかが火傷だろう?ツバでも付けとけば治るって。というか、お前なんでジェイクのクラスなんだ?魔術の知識0なんだろ?」
「ほぼ0です。ここの受験の時に少しは勉強したんで。」
「いやいや、ジェイクのクラスって事はEだろ?」
「だからなんですか?」
「Eクラスってのはな、優秀な人間だけが集められてるんだよ。どの学年でもな。いくら6属性持ちでも魔力量が桁外れでもそれが分かったのは今日。普通に考えればAクラスでもギリギリってとこだ。」
「なんでそんなクラスに俺が?」
「こっちが聞いてんだよ!」
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