飛鳥魔術学園!

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4時間後。 「先生…ありがとうございました…」 「……一人で練習していてどうしてそうなる?」 先生が疑問に思うのも当然だ。俺の体は熊とでも戦ったのかってくらいボロボロだから。 「ちょっと保健室行ってから帰ります。」 「あぁ。気をつけて帰れ。」 今日の朝行ったばかりなのにまた保健室に行く事になるとは… 何度か迷いながら保健室に辿り着いた時、俺は真剣にここの位置だけは覚えようと誓った。 「失礼しまーす…」 「おぅ!早かったな!まさか今日の内に来るとは流石に思ってなかった!」 こうなる事を予想してたのかこの人は。 「大体そうなった理由は予想出来る。で?成果は?」 「…見てて下さい。…んぬぉぉぉぉ!!!」 全力で魔術を発動させようとして出来たのはロウソクくらいの火を出せただけ。 「魔力量が桁外れの割には小さい火だな。」 「いや、これ以上の魔術を使おうとすると大変な事になるんですよ…」 魔力の流れを感じてから色々試した結果、どの属性の魔術を使ってもショボい発動かバカみたいな威力の発動にしかならなかった。
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