はじめての・・・

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はじめての・・・

カチャと、ズボンの釦が外され、下着ごと膝の辺りまで脱がされた。あれだけ、脱ぐの苦労したのに。 「か、海斗」 慌てふためく僕には、お構いなしで、萎えて小さくなっている陰茎を、ぱくん、と口に含んだ。 「だめ、汚ないよ・・・」 腰を後ろに引こうとしたけど、海斗の腕にがっしりと固定されていて、身動きが出来ない。 「やぁ」 先端部分を口で含み、唇でしごくように、上下に海斗の口唇が動く度、腰がピクピクと戦慄く。 な、なに!? いつもと違う海斗に戸惑い、自分の体なのに、言うことを聞いてくれない体に戸惑い。 なんか、変だよ。 どんどん体の熱が高ぶり、陰茎にかかる彼の息も火傷しそうなくらい熱くて。 だめ、だめと、頭を振って、彼の肩を押そうとしたけど。 「あぁっ・・・ん」 海斗の口腔内であっという間に硬くなり、屹立したカリ首を甘く噛まれ、その瞬間、物凄い快感が、爪先から頭のてっぺんを駆け抜けていった。 がたがたと、脚が震え、そのまま、僕は、その場に崩れ落ちた。 「ご、ごめんなさい、海斗、そ、その」 見上げると彼の口の端から、白い残滓が、一筋零れ落ちていた。 「謝ることないよ。ナオの、すごく、おいしかった」 「うそ、なんで!?」 「好きな人のだよ」 そう言いながら、海斗が、僕の膝に引っかかっている、ズボンと下着を脱がせ、抱き抱えると、そのままベットに転がされた。
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