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「・・・んああぁーーん‼」
狭筒いっぱいに海斗の雄をくわえこんだ肉襞が、一樹さんの指によって、さらに、押し広げられる。
ズンズンと、下から激しく突き上げられる度、あられもない声が漏れ、海斗の体にしがみついた。
バシャバシャと、更に、水音が大きくなる。
「はげしいのやぁん、お湯はいってくる」
「でも、気持ちいいだろ⁉」
こくんと、頷くと、僕のナカの海斗が、更に一回り大きくなり、弱い窪みを擦り上げてきた。
「あぁぁぁん‼」
がくがくと、体が痙攣し、きゅるる~と、海斗の雄をきつく締め付ける。
「ナオ、少し、緩めろ・・・もたない」
海斗の顔が歪み、突き上げが、更に激しくなり、
「イ、イク」
低い呻き声と共に、お腹の中に、熱くたぎる欲望を、びゅるびゅると、ほとばらせた。
「また、出ちゃう」
屹立の先端が、ぴくぴくと震え、透明の液がたらりと零れ落ちた。
「二人のでぐじゃぐゃだ、すごいな」
一樹さんの指がずるっと抜け、粘着性のあるどろっとした、白い液が、後ろの蕾から溢れでた。
「一樹、それまて、舐めるな」
慌てる海斗をよそに、一樹さんが、その液をペロリと指先で掬い上げ口に含んだ。
「海斗の味も覚えておかないと」
「はぁ⁉」
海斗は、眉間に皺を寄せながら、ゆっくりと、自身の雄を、僕の体から抜いた。
息をするのもしんどくて。
海斗の肩に掴まりながら、霞む目で、二人を見上げた。
「海斗も、俺にとっては、大事な恋人でもあるから。ね⁉」
一樹さんの言葉に海斗一瞬だけ固まっていた。
あれ、一樹さんはしないの?
「ナオ、のぼせそうだから、続きはベットで。ナオに、口でして貰わないと俺のたたないから」
そっか。わかった。
僕の拙いのでも、彼の役に立つなら頑張るから。
でも頭がぼおっとしてきてるんだけど……
目の前がくらくらしてきて……
「ナオ!」
「大丈夫か⁉」
二人の慌てふためく声が耳に届く。
体がふにゃっとして、力が入らない。
僕、どうしちゃったの⁉
気が付けば、意識を手放していた。
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