一夜の過ち

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一夜の過ち

「ん……」 頭が重い。 体も……重い。 眉を寄せながらゆっくりと目を開けると、違和感に気付いた。 お日様の明るい日差しを遮っている、ブラウンのブラインド。 グレーの見慣れない天井。 寝転がっているベッドは、広く、掛け布団は紺色で男のものみたい。 首だけ動かし周囲を見ると、ポツンと折り畳まれたパソコンだけ乗る見覚えのないデスクがある。 夢を見ているの……? ゆっくりと体を起こすと、体がビリリっと痛んだ。 頭もズキズキ痛い。 たまらず頭を押さえた時だった。 「起きたかー?」 驚くことに橘の声が耳に届く。
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