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私のイメージで、なにか彼との鎖が外れたと思った。
わたしは、なんでだろう いつもそうだ、都合よすぎるのだろ
あんなにありえないほど趣味が合わない彼氏だったはずが
たしかにあの時、私は彼に愛情とかのささげた思いはないけど
彼氏だから、親友の冗談が嫌気、したのだ
誰でも好きという感情だけで、付き合ってるわけではない
私の両親はお見合いだ、それでもなんだろうな、仲いいと言える
昔ママに聞いたことあるなんで、パパが好きになったの
「それは、なんとなくできめちゃったのでもね、小雪も一緒にいればそのうちわかるから」
ママの言葉を思い出す。あの頃、理解できなかった
言葉でも現状、聡はもう彼氏の鎖外した男子なだけだ
私は考えすぎてへんな空想に入る
最初は、ただ何となく楽しそうだからと思いつけた翼、 ただ思ったより重くへんな方向にしか飛べず
ただ合わせるようにしかできず、それでも楽しいと思い込み飛び続けた
やがて、その翼のハネは広がり私の体をまるで刃みたいにきりつけた
怖くなりあえて翼を折った
私はその翼をいたわること気にすることさえしなかった
今さっきこのタイミングで翼が消え去った
嫌な空想が終わり、われに帰る
なにかが歪む世界に引き込まれる。
あれなんだろうな、砂利に黒い斑点が増えていく、それは雑なパターンに
落ちてくるのである
私は下を向くしかなかった、顏から垂れる雫をぬぐい
わたしは無人の公園を後にした
私は帰宅しようと公園を出ていく私は、地面目線から自宅路に目線映した
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