暗闇に残された二人

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暗闇に残された二人

「お~い、まってくれ こぉゆきぃいいい」 聞きなれた、男性声に心が、ドキッとした、この心拍数は、どんどん上がってくる 「・・・」 わたしは、うまくしゃべれず、無言だった 「ごめん、でも逃げて行ってもなんにも解決できないと思って」 さとしは、真剣にわたしをみつめ語った 「あぁ・・・・」 うまくしゃべれないなんでなの・・ 「本当はわかってた、こゆきがデート最中いつもつまんない顔してたの」 そんな聡も顔を下に向け声が震えてるのが分かった 「ごめん」 たぶん聞こえてないだろうすごく震える小さな声で下むいたままつぶやく私 「無理に合わせてたのもきずいてた、だけどそれでも俺が、いままでそんな話しかできかった」 めちゃくちゃ、悔しがっている、表情を長いまつげになにか光が、見える聡 「なのに俺はおまえが、好きなんだだから、触れたかっただけなんだ」 今度は、はっきり最後の嘆きと言わんばかりで、声を上げた聡 聡も公開してたのか悔やみ私より顔を下げているし涙目の声も漏らしてるような感じがした 「こゆきすまんでも、お互いこの気まずい環境、スッキリさせたいだろ」 時が、とまったようにそして空間がブラックホールに飲まれたような暗闇が、2人を閉じ込めた なんだろう、この感覚むかしに見たドラマに似た感じが、合って、たしかこの後 「どき どき どき どき」 嫌な心臓音が、また高鳴り私をまた苦しめた たしか別れたんだ・・・ あれほど会いたいのにお互い下をむいて話した。」 「こゆき、すまないだけど、俺、怖かったんだ、いつかこんな日がくるのを」 涙目と少し鼻声がまじって悔しいそうに声を漏らす聡 「ちが・・・」 あぁ又うまくしゃべれない違うの嫌いじゃないのそう言いたい 「なんだかんだ、お前のためだ・・・・ 俺たちは付き合うのをやめたいだろ~」 なんとなく聡も涙声で、苦しそうに声えを上げた なんだどうなすごい心拍音だありえないぐらいのあんなに見たかった顔向けれない 嫌な心臓音はついに最高潮に、たした だって、あのセリフを言わせたのが・・・ 私は顔からの雫をぬぐいなんとかしゃべる 「この・・・まま」 まるで、暗闇のなか、私たちは、取り残された感覚だ
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