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暗闇の視線の中 心拍数は上がってくる (ど き ど き)
「いいのか」
そう聞こえた。
「いいよ」
私は、少し薄めだが、見つめた
彼の長いまつ毛は、まじかに観察できた
口元にはなにか感触が、あったまるで、時間がとまったみたいに、ゆっくりした心地よい心臓音が確認できた
あんなにこの行動が、嫌がっていたのに
あんなに意味わからないと思っていたはずなのに
白いワンピースに長いツインテールの髪は、彼に顔を向け、黒いズボンに緑色のカーデガンを彼は見下ろす感じに、彼女は、顔寄せた状態だ、彼女は背中に手を、ぎゅっと抱きしめ彼氏は、彼女の肩をがっちり、つかんでいた
二人は、顔はまるでこの世の時間が、止ったかのように目を閉じ
くちびるを触れていた状態だった
「こゆき こゆきってば・・」
急に聡の顔がのぞき込む どうやらわたしはきずけば寝落ちするほど抱きしめていたらしい
きずけば、わたしは、ベンチに聡が、膝まくら状態にしていたらしい
なんだろうなだって、心地よい心拍数と
あの頃のママのような、やさしさを感じたからだろうか
「えぇ・・もう夕方じゃん」
夕日に照らされ、赤い日差しが、顔を染め上げた
「こゆき、そのなぁ俺は前みたいに接して、いいよな?」
少し、心配そうにわたしに語り掛ける彼氏
「うん わたしもかわいい彼女になるため頑張るから」
まっすぐした目線で、みつめていった
夕方に照らされた、彼女はまるで天使のようだ
そうまるでまんねんの笑顔を彼氏に見せたのだった
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