策士の楓

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3分ほど二人を観察して、いがいとあっさり、こっちに戻ってきた 「だめね~まだつれないかも」 残念そうな楓で、なぜか安心するわたし 「まぁ まだチャンスあるしアタックするだけかも」 「さとしは、私の 彼なのぉあおおおお」 私は、きりっとにらみ楓に怒った、表情を見せてしまう 初めて親友に見せた、精いっぱいの怒り顔だった 「あぁ~この表情を待ってたの、 こゆき怒るとこんな表情しをたのは、初めてにみたよ」 人をからかってるのかというぐらいニヤケ顔の楓をみていると、むかむかしてきた 「なに、こんどは冷やかし」 まだわたしは顔を赤くして、おこっていた。 なんだろうめちゃくちゃいらいらするし、憎たらしぃ 「こゆきは、さとし君のことちゃんと思ったか~あぁ残念」 楓の笑顔になにかハメられた気分だこの子 そうたぶんたんに聡と仲良くしたいわけではない 中途半端な私の気持ちをふるいにかけ、確認したかっただけだ 「この策士め」 少し安心して、落ち着いた顔みせ精いっぱいの笑顔の楓に冷たい目線をみつめた 「え、なんのことこゆきが置き去りしてるいらない宝箱確認しただけど」 「でっどうするの、今すぐ仲直りできるような」 聡の方見るが、なんかまだ、体が重くなるし悪寒がまだする わたしは、一瞬聡の方みたが、正面楓の顔に切り返す 首を横に振った 「どうするの~そんなことすると私より手慣れた、女子は沢山、アタックするけど」 考えた・・・・どうする?なんだろうなぁ 今じゃなくあらためて違う場所がいい、誰もいない状況で 「デートしたいかも」 わたしは楓に顏向けてつぶやく 「えぇでも、今、話しかけられないでしょ あぁラインか」 なんか手軽な感じが、今の気分に合わないのだ 「あれはなんか嫌かな そうだ手紙がいい」 「えぇ~ひと昔の方法今さらやるの」 なんだろうな、私なりのけじめだからだ。 覚悟と決断しなくちゃ いけない その理由で手紙でデートのお誘いするこに決めた
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