第4章 結婚

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第4章 結婚

1人目の息子。 とてもかわいかったです。 毎日、毎日が幸せでした。 ベビーカー押してお散歩しながら、夫が帰ってくるのを待ってみたり。 夜にスーパーに行ったり。 ただ、夫は本当に子育てに協力的ではありませんでした。 泣いてもあやそうとしない。 自分が寝ているときの邪魔は絶対に許せず。 赤ちゃんが泣くと、「うるさい!!」と叫んでしました。 夜泣きの間は同じ部屋では寝ず。 普段は優しい夫ですが、亭主関白に憧れていたのでしょう。 きっとオムツなんて替えたのは長男次男合わせても10回もありません。 それでも夫が好きでした。 そして二人目を作ろうと。2歳離れて作りたかったのですが。 ありがたいことにすぐに二人目を妊娠しました。 その頃から、長男の発達に問題が出てくるようになるのです。 一歳半健診で引っかかりだしました。 経過観察でまたひっかかり。 「言葉が出ない。」 それと同時にすごく不安な気持ちになり、折れそうになる心。 夫は。 そんな不安なことばかりを言う私に。 「普通や言うてるやろ!!しつこいねん!!」などと。 イラつくようになりました。
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