第4章 結婚

2/4
前へ
/78ページ
次へ
そして二人目が産まれました。 男の子です。 二人目出産のときに、私の入院中は当初母が長男をみてくれる予定でしたが。 私の母の勤めている会社に弟の彼女が入社して。母は会社を休んで長男をみるといったのですが。 一人で仕事をするのが嫌だったのか弟の彼女が、それを許さず。 弟も母にぶち切れてと揉めました。 日当であった夫でしたが。 夫が仕事を1週間休み、長男をみることに。 一日早く退院させてもらい退院後、母がまめに我が家に来るのですが。 それを知った弟が、また母にぶち切れて。 そのやりとりに私が疲れるということで。 もう来なくていいと断りました。 男の子二人の育児。 ところが、ここからが大変。 長男も徐々に大変さが増していき。 次男は産まれたばかり。 どちらもが泣き続ける。 次男はまた、夜は一時間おきに起きるという睡眠で。 毎日、疲れきっていました。 長男は床をドタバタして叫んだりするようになり。 階下からの苦情。 夜中などは布団でぐるぐる巻きにしたこともありました。 外に連れていっても、私の後を追ってこない。 買い物も簡単にはできない状態でした。 スプーンもずっと使えずに手で食べる。 毎日が憂鬱で怖くて。 そんなときに、また区役所での経過観察で連れて行き。 療育の通園施設に通うことになりました。 しばらくは、お試しで幼児教室のように通う。 次男の哺乳瓶とミルクをもって療育に通う。 療育が必要と判断されたのでしょう。 10月には途中入園が認められました。このころ、、、長男は3歳でした。 毎日送迎という日が訪れましたが。 この頃から次男とやっと落ち着いて関わることができるようになりました。 それまでは、私の後を追って泣いてる次男を放置して、危険認識もない長男をダッシュで追いかけなければならない。 長男が爪をたてて引っかく、噛む、叩く。こういう行為も出て来てました。 次男も傷が増えたりとかわいそうでした。 このころももちろん、言語は出ていない長男。 将来の不安を抱えながら、まだ受け止められることもできず。 しかし徐々に、なかなかの重い障害であることは、すぐにわかるようになり。 その中でもなかなかの大変な子じゃないのか??というのがわかるようになってきました。
/78ページ

最初のコメントを投稿しよう!

66人が本棚に入れています
本棚に追加