第2章 徐々に崩れていく家族

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高校3年生になったころ、私はバイトを辞めて受験勉強に没頭しようとおもいました。 今となれば、お金もないのに無謀だったかもしれません。 さっさと進路希望に就職とかいておけばよかったのです。 生徒の大半が大学を目指すコースで、就職なんてのも少なかったのですが。 まだまだ子供だった私は、親の私への愛情にかけたかったのかもしれません。 あいかわらず、家には女の子が住み着き、私の部屋にはエアコンがあったため私が学校へいくと、弟と女の子が私の部屋の布団で寝ていたので。 それが嫌で学校にエアコンのリモコンを持って行ったりもしてました。 そのころの弟も女の子ももちろん働く様子もなく。。。。 消費者金融でお金を借りまくる両親。 そして、母はいつの間にか家に帰ったり、帰らなかったりを繰り返すようになりました。
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