都会の雀
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都会の雀
あの人はいつも、寝間着のまま窓を開け、小さな庭にお米やパンをばらまく。そして、「おはよう」と優しく声をかけてくれる。 だからお礼に、食事を終えた僕とキナは、庭にある梅の木の枝に並んでとまり、寄り添って鳴いてみる。そうすると、あの人は僕らのそんな姿を見て、笑顔になるんだ。 なんだか、僕はそれが好きだ。 すごくすごく、あったかくて、幸せな気分になる。
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