出会い

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「どうも、ショベルカーです。」 「えっ…」 唖然としている僕をよそに彼(?)は話を続けた。 「んっ?喋れるから『シャベルカー』だな!」 ガハハと豪快にショベルカーが笑うと、彼を支えるキャタピラがカタタと揺れた。 「いやー、まいったね まさか掘る者が放られるなんて」 彼がまたガハハと笑うとショベルの部分がユラユラと動いた。 「あの…」 「おっ!やっと話したね、大将。」
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