デート

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デート

私はごきげんで美人さんと手をつないで、何が食べたい? だの嫌いなものはある? などと聞いていた。 彼氏の結婚報告聞いた夜にはぴったりの終わり方じゃない?(笑) 最高に気分が良い♪ルンルン気分で歩いていると急に美人さんが立ち止まった。 美人さんを見ると顔が赤い! 驚いてどうしたのか聞くと小さな声で 「手が…」 と、言った。 あー私が繋いだままだったから困ったのね。 「あ、ごめんね。」 笑いながら謝って手を離すと、彼女はほっとしたようなそうじゃないような微妙な顔をした。 ちょっと不思議に思ったけどそれより彼女の名前も聞いていない事を思い出したので、後れ馳せながら自己紹介をした。 「私、松下ゆかり32歳独身(笑)あなたは?」 美人さんは少し微笑みながら「私、秋山あかねです。28歳で同じく独身です。」 ふふっと笑いながら美人さんは自己紹介してきた。 なんかちょっとドキドキした。 やっぱり美人は同性でもときめかせるのね。 あかねさんは更に頭を下げて「助けていただきありがとうございます。おかげで助かりました。断ってたのにしつこくて…」 私は笑いながら 「あーなんか強引だったね~けどあなた、美人だから夢中になるのもわかるけどね」 と、笑った。 あかねさんはちょっと照れた感じで 「いえ、そんな…」 と、困っていた、かわいい。 私はお腹がすいたので 「ねぇ、本当にご飯に一緒にいってもらってもいいのかな?お腹すいてるし、なんか全然知らないもの同士なら楽しく後腐れない感じで話できそうでしょ♪何か食べたいものある?」 と、聞いた。 私はとにかく今おきた馬鹿馬鹿しい話をなんの繋りもない人に話してしまってすっきりしたかった。 あかねさんは 「あ、もちろんです。私、実は食べたいものがあって…それに付き合ってもらっても良いですか?」 と言った。 喜んで♪そう返事をしてついた所はジャンボ焼き鳥がウリの居酒屋だった。 意外!
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