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遠くに、魔物らしき者がいるのが見えると思ったら、もう次には魔物がすぐそばにいた
白い仮面を着けていて、黒い布で身体を覆っている
「デリアラッタート!」
と団長が呪文を言うと、暗い緑色のもやのようなものが魔物を囲んだ
そして、魔物が溶けた…溶けた?!
生きているものが溶けるのを見たことがないので、反射的にびっくりしてしまった。
同様の反応をしているであろう他の皆の表情を伺ったが、特に変わった様子はない。
中には、興味津々なのが二人。その二人とは、同じチームのキクノ・ロッカーとロクノ・ロッカーだ。
二人そろってカギと錠というような見た目をしている。
「魔物が溶けたー!」
「すごーい!」
こんな感じで、目の前の光景を楽しんでいる…。
と…団長が皆に呼びかける
「私がやったみたいに、皆も倒してきてねー!」
そしてペア行動が始まった
私はクロリアと一緒に行動に出た
私たちは、それぞれ協力プレイではなく基本的に一人で戦闘に入る。
そして、今戦っている敵
狐のお面をつけている。どうやら、お面や仮面は統一されていないようだ…
私は慣れない鎌で敵に切りかかる…
血が飛び、返り血を浴びる
気持ち悪くなることはないが、罪悪感が凄い…
どういう仕組みかは分からないが、敵は死ぬと消えていった。
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