第1章 選ばれし者

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2譚目 {不安} 2100年1月5日 午前4:00 昨日の事が気になって、早く起きてしまった… とりあえず、体をベッドから起こして 一体いつ来るんだろう?と考えていると、 目の前に、影ができた。 影…? そう、影が… なぜ影が? 次の瞬間 その影が、言葉を放った。 「おっはようございまーす!!!」 「えっ?…ええぇぇぇぇ!!」 「だっだっだ…誰?」 「私は、先日手紙を送らせて頂いた、 ラシス・アローズと申します♪」 と彼女は楽しそうだけど姿勢を正しくして言った。 彼女は、多分私と一緒で人間と何かのハーフだと思う。 半分人間だと、特殊なオーラがあるのだ。 それより、いつから居て・・・どうやって入ってきたのだろう・・・ とりあえず、聞いてみよう・・・ 「いつから居て、どこから入ってきたの?」 「えーっと・・・2時頃から、ずーっといました。それと、ドア開いてました。」 用が、あったとしても 早すぎるでしょ・・・ 3時間も、ずっと居たなんて・・・ しかも、不法侵入だし・・・ この人、大丈夫かなぁ・・・ 「早く、着替えて下さい。時間の無駄です。」 早く、着替えろって・・・ まあ、着替えるけど。 それより     
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