第1章 選ばれし者

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これから、連れて行かれるのはどんな所なんだろう。 極秘特化団って言うもんだから、すごい所なんだろうけど・・・ ・・・来た人が、来た人だからなぁ もっと、厳しい人かと思ってた。 思ったより、子供とゆうか・・・バカっぽい。 多分、見た目からして18ぐらいだと思う。 それより・・・当たり前だけど、お姉ちゃん寝てるし・・・よし、手紙を残しておこう。 「ちょっと、待って お姉ちゃんに手紙を書くから。」 「どうぞー」 って言っても、いつ帰ってくるかわからないしなぁ・・・ 【お姉ちゃんへ】 しばらく、修行に行ってきます。 いつ帰るか、わかりません。 無事に帰ってくると思うので 待ってて下さい。 【シノより】 よし、どうにかなる!・・・多分。 お姉ちゃんも、仕事で何年か居なかったことあったし、大丈夫と思う。 よし、行こう! 30分くらい歩いていると駅についた こんな所に、駅があったんだ・・・ 電子掲示板もあるし、案内ロボットもいる。普通の駅とは変わらないけど 行き先は、どれも見たことのない地名ばかりだ。 「こっちですよー」 と言われて、電車を見ると ジェアリスト行きと書いてある。 やっぱり、聞いたことがない。普通には、存在しないのだろうか。 電車内に入ると、ラシスさんと私のように一人一人の少年少女の     
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