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安心した。もう、どうしようかと思ってたけど
あの子も成長したのね。
良かった・・・
お姉ちゃん、今頃心配してるんだろうなぁ・・・
なんて思いながら部屋に入るとモニターがあった。モニターの前に立つと入力画面が表示された。
名前・生年月日・歳・種族を入力すると、チーム名が表示された。
〔clown〕
クラウン・・・
ピエロとは、少し異なるものだ。
ピエロは、皆から馬鹿にされ笑われるだけで終わり、涙する。
クラウンは、皆に馬鹿にされ笑われ、逆に馬鹿にして笑い返す。
少しの違いでも結果が変わる。
この名前は、そのような意味と同じなのだろうか・・・。
そして、16人がそれぞれのチームに分かれた。
「最後の確認をしまーす。それぞれチームで並んで下さーい。」
と言われ、全員が並び確認が始まった。
「クロリア・ビティス」
隣に居た少女が、呼ばれた。
しばらくして、確認が終わったようで、次に私が呼ばれた。
「音葉シノ」
入力した情報に間違いがないかの確認と
団長との面会だった。
「ソプラティア団長、お入りください。」
団長と呼ばれて入ってきたのは・・・幼い少女だった。
金髪赤眼のワンピースを着た可愛らしい少女だ・・・
見た目からして8歳ぐらい・・・
私より年下・・・
今の時代はすごいなぁ・・・
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