第1章 選ばれし者

8/11
前へ
/11ページ
次へ
そして選ばれたのがこのメンバー16人だったと言うことだ。 「そういうことで、話は終わり。皆、今日は初日だから自由にしていいよー。」 そして、自分の部屋に案内された。ラシスさんは私のサポーターで、 基本情報を教えてくれたり、一緒に戦いに参加したりするらしい。 「まぁ、慣れますよ。私も最初はこんな感じだったので。」 「ラシスさんも、私達みたいに選ばれたんだ・・・」 「ええ・・・そういえば言ってなかったんですけど、私は吸血鬼と人間のハーフです。」 「吸血鬼かぁ」 「では、また明日お会いしましょう。」 と言って別れた。 さーて、どうしようかなぁ・・・ 部屋で読書をすることにした。 本を読み終わる頃、ちょうど18:00ぐらいになり、 それから、夕飯と入浴が終わったくらいには21:00 になっていた。明日も早いし、そろそろ、寝ようと思ったら 誰かが部屋に入って来た・・・ 「ふふっ♪こんばんわー」 「こんばんわ・・・あの、どうしました?」 「暇だから、来た!」 「・・・もう少し声を小さくして下さい。」 団長が部屋から出たのは、22:00くらいだった。 全体的に普通の少女のようだ。 明日も、何が起こるか分からないけど がんばろう。 そして、私は眠りにつき・・・此処に来て最初の日が終わった。
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加