0人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
自分の考える死というのは
言葉に出来る物では無い
なぜなら
みんな背負っている
死という物は
誰もが知っているようで
誰一人として知る事の出来ない闇だから
闇は暗く
はてしなく続き
終わりはけしてない
今現在持っている
感情 意志
それはあるようで
どこにも存在はしない
人間生まれ死ぬまでに
いくつの事を
経験し学び忘れるだろう
決して自分の存在が
自分の意志通りに
動く物でもない
生きているすべての者は
死を背負って
精一杯生きている
その果てにある物は
死なのだ
でも死は決して終わりではない
死の先は生が待っている
生きている自分は
まだ本当の闇を知らない
本当の闇を知った時
そこで初めて
自分という意志が生まれる
そこが自分一人の世界であるかのように
最初のコメントを投稿しよう!