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僕等は一人でいる自由を、望んだはずなのに
日が断つにつれてその自由を、持て余してる。
予報通りに晴れた、こんな日でも。
何をしたらいいかさえ、わからない。
君と埋めてた時間が。
こんなにも、大切だったなんて。
僕は滲む目を閉じた。
今は一人きり、静かな部屋で寂しさが込み上げてくる
もう一度君の、頬に触れてあの光りを感じたいんだ。離れて行く、風の中へ
帰り道君は振り向いて、僕に何かを話そうとしたけど
僕には届かなかった。
君の言葉は、風に掻き消されて
夢の中で君は笑っていた。笑いながら君が消えた
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